「半日でも“奈良らしさ”を外さない」ことにこだわって、電車/車 × 朝発/午後発の4パターンを用意しました。
王道の東大寺・春日大社ルートに、混雑を避ける回り方と雨天代替、費用目安をセットで解説します。
初めてでも迷わない順路・所要時間の目安つきです。
東大寺・春日大社・興福寺・奈良国立博物館の開門/開館時間は季節で変動するため、訪問前に最新情報をご確認ください。
参考:東大寺(大仏殿7:30/8:00〜)・春日大社(6:30/7:00〜)・興福寺(9:00〜)・奈良国立博物館(9:30〜)。
まずは結論:4つの回り方(電車/車 × 朝/午後)
電車|朝発(王道フル)【目安 5.5–7時間】
- 近鉄奈良駅スタート → 興福寺(国宝館/中金堂)→ 奈良公園(鹿)→ 東大寺(大仏殿)→ 二月堂(高台ビュー)→ 春日大社 → 近鉄奈良駅でお土産
- コツ:開門直後に東大寺 or 興福寺で屋内鑑賞→日中の暑さ/混雑は木陰と屋内で回避。
電車|午後発(時短+夕景)【目安 3.5–5時間】
- 近鉄奈良駅 → 東大寺(大仏殿)→ 二月堂(夕方)→ 春日大社(回廊)→ 興福寺(夕方は屋外中心)→ 近鉄奈良駅
- コツ:夕方の二月堂で締めると写真が映え、帰路で駅ナカお土産がスムーズ。
車|朝発(パーク駐車場基点)【目安 6–7.5時間】
- 高畑P/登大路Pなどに停めて徒歩回遊 → 東大寺 → 春日大社 → 興福寺 → ならまちでカフェ → 駐車場へ戻る
- コツ:午前中に大仏殿、お昼前後は春日大社の森で涼む。午後はならまちへ逃がす。
車|午後発(ならまち中心の半日)【目安 3–4.5時間】
- 駐車 → ならまち散策 → 興福寺(夕方の外観/中金堂)→ 東大寺 or 二月堂で夕景 → 駐車場
- コツ:屋内スポット(カフェ/資料館)を多めに入れて天候に強い流れに。
詳細プラン(所要・歩数・食事どころ)
電車・朝発の王道(近鉄奈良駅スタート)
目安所要:6時間/歩数:12,000〜16,000歩
動線
- 近鉄奈良駅 → 興福寺(9:00〜)
- 奈良公園(鹿)を抜けて → 東大寺 大仏殿(7:30/8:00〜)
- 石段で二月堂へ(見晴らし)
- 参道を戻り春日大社(6:30/7:00〜)
- 近鉄奈良駅で駅ナカお土産
ランチ:公園周辺の和食/茶粥、あるいは早めに軽食 → 午後の鑑賞時間を確保
天候代替:雨なら奈良国立博物館(9:30〜)や興福寺 国宝館を長めに。
電車・午後発の時短(夕景フォーカス)
目安所要:4時間/歩数:9,000〜12,000歩
動線
- 近鉄奈良駅 → 東大寺 大仏殿
- 二月堂で夕景
- 春日大社回廊 → 参道の灯籠で写真
- 興福寺(外観中心) → 近鉄奈良駅
天候代替:強雨なら奈良国立博物館+カフェ中心にシフト。
お土産:近鉄駅ナカで柿の葉寿司/葛菓子などを時短で。
車・朝発(駐車→徒歩回遊→ならまち)
目安所要:6.5時間/歩数:11,000〜14,000歩
動線
- 登大路P or 高畑Pへ駐車 → 徒歩で興福寺
- 東大寺 大仏殿 → 二月堂
- 春日大社→ ならまちで遅めランチ&甘味
- 駐車場戻り
天候代替:屋内比率を上げ、興福寺・博物館に時間配分。
車・午後発(ならまち半日+夕景)
目安所要:3.5時間/歩数:8,000〜10,000歩
動線
- ならまち散策(町家カフェ・雑貨)
- 興福寺(中金堂/国宝館)
- 夕方に東大寺 or 二月堂
- 駐車場へ
締め:帰路のJR奈良駅1F「奈良のうまいものプラザ」で県産品を追加。
予算目安(大人1名・日帰り)
| 項目 | 電車(大阪/京都発を想定) | 車(関西圏から) |
|---|---|---|
| 交通費 | 往復2,000〜3,000円程度 | ガソリン+駐車1,000〜2,000円程度 |
| 拝観料 | 東大寺600–800円、興福寺300円〜、春日大社特別参拝500円〜 | 同左 |
| 食事/カフェ | 1,500〜2,500円 | 1,500〜2,500円 |
| お土産 | 1,000〜3,000円 | 1,000〜3,000円 |
| 合計目安 | 6,000〜11,000円 | 6,000〜10,000円 |
※ 拝観・開館時間や料金は時期・展示により変動します。東大寺・春日大社・興福寺・奈良国立博物館の最新案内をご確認ください。
雨の日の“勝ち筋”プラン(屋内中心)
- 奈良国立博物館(企画次第で夜間延長あり)→ 興福寺 国宝館 → 東大寺 大仏殿(屋内) → カフェ休憩
- 開館・延長は公式で確認:奈良国立博物館は通常9:30–17:00(最終16:30)、特別展等で延長あり。
- 東大寺は季節で7:30/8:00〜、興福寺の堂宇・博物館は9:00〜17:00が目安。
行列回避・歩行距離を抑える小ワザ
- 朝イチで屋内→昼に屋外:開門直後は東大寺・興福寺へ。日中は木陰&参道へ。
- 二月堂は“上り一気→下りながら撮る”:撮影効率が上がります。
- お土産は帰路の駅ナカ:近鉄はTime’s Place、JRはビエラ奈良を使い分け。
- 保冷が必要なお土産は最後に/コンビニやスーパーで保冷剤確保(JR側はKOHYOが深夜まで)。
よくある質問(FAQ)
Q. 東大寺・春日大社・興福寺は何時から入れますか?
A. 東大寺は7:30–17:30(4–10月)/8:00–17:00(11–3月)、春日大社は6:30/7:00〜季節で変動、興福寺の堂宇・博物館は概ね9:00–17:00です。最新情報を公式でご確認ください。
Q. 雨でも楽しめますか?
A. 奈良国立博物館や興福寺 国宝館など屋内中心にプラン変更すれば快適です。
Q. 子連れで歩く距離が心配…
A. 二月堂を省いて東大寺→春日大社の“低高低”ルートにするとアップダウンが少なめ。休憩は奈良公園の木陰や博物館カフェでこまめに。
Q. お土産はどこで買うのが早い?
A. 近鉄奈良駅はTime’s Place、JR奈良駅はビエラ奈良が駅直結で時短です(どちらも本文リンク参照)。





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