奈良県十津川村・谷瀬の吊り橋を望む「桜山ホテルカフェ」は、渓谷ビューのテラスと無添加・オーガニック志向のメニューが魅力の絶景カフェ。
徒歩圏の名所散策と合わせて立ち寄りやすく、モーニングからスイーツまで一日中使えるのが嬉しいポイントです。
この記事では、看板メニューの魅力、営業時間・アクセス・予約のコツ、温泉と組み合わせた半日モデルコースまで、初めての十津川旅でも迷わない実用情報を丁寧に解説します。
谷瀬の吊り橋を望む「桜山ホテルカフェ」とは

奈良県十津川村・上野地エリア、名所「谷瀬の吊り橋」から徒歩数分。渓谷に面したログハウスのテラス席から、スケール感たっぷりの吊り橋と清流を一望できるのが 桜山ホテルカフェ の最大の魅力です。
2025年にオープンした新スポットで、橋歩きの前後に立ち寄れる“絶景系カフェ”として注目を集めています。
地元紙・観光メディアでも「吊り橋を見下ろす絶景カフェ」と紹介があります。
現地のSNSでも「谷瀬の吊り橋、徒歩2分」と明記されており、観光動線に組み込みやすい立地です。
店名の“桜山”は、横浜・三溪園近くにある姉妹店の由来と、旧「チェリーマウンテンホテル(桜山ホテル)」の物語を継ぐコンセプトに因みます。
公式サイトでは「人と人の心をつなぐ、桜をモチーフにしたカジュアルカフェ」と掲げ、旅の途中に“記憶に残るひととき”を届けることを目指していると説明。
十津川店もその思想を踏襲し、木の温もりと大きな開口、外の自然につながるテラスで、土地の景観と一体化する滞在体験を提供しています。
観光のハイライトは、やはりテラスから眺める吊り橋ビュー。
橋のシルエットが山肌に溶け込み、時間帯によって光の当たり方や川面の色が変わるため、写真好きにはたまりません。
谷瀬の吊り橋は“日本有数の長さ”を誇る吊り橋として全国区の知名度を持ち、周辺は散策路や駐車場が整い、初めての十津川観光の拠点にも最適。カフェの席取りは回転が早い時間帯(開店直後や午後の早め)を狙うと、橋と渓谷を広くフレームに収めやすくなります。
もう一つの特徴が“体にやさしい”メニュー作り。姉妹店の流れを汲み、無添加・オーガニック志向の食材を使ったランチやスイーツ、手しぼりのドリンクなど、旅の合間でも重くなり過ぎないラインアップが並びます。
見た目の可愛らしさと滋味のバランスが取れているのがポイント。
観光で歩き疲れた身体に、静けさと栄養を補給できる“山のごほうびカフェ”です。
アクセスは、国道168号沿い「上野地」周辺からアプローチしやすく、橋の入口エリアからすぐ。
カフェ公式と地域メディアの基本情報が揃っているので、ドライブ派も公共交通派も計画を立てやすいのがうれしいところ。
最新の営業時間や臨時休業はSNSでの告知が早い傾向があるため、出発前に公式SNSをチェックしておくと安心です。
メニューの魅力:オーガニック食材とご当地アレンジ

桜山ホテルカフェのいちばんのこだわりは、「素材が主役」。奈良・宇陀市の有機野菜をはじめ、国内のオーガニック食材を中心に使ったメニュー構成で、観光の合間でも体にやさしく、しかも写真映えする一皿が揃います。
テラス席で谷瀬の吊り橋を眺めながら楽しめるのもポイント。モーニングからランチ、スイーツまで通しで利用でき、一部はテイクアウトにも対応しています。
まず注目したいのが“バスケット系ランチ”。
予約サイトの掲載では、「桜山オーガニックキッシュバスケットランチ」が人気プランとして紹介されており、キッシュを中心に野菜たっぷりで軽やかに満足できる内容です。
営業時間は基本 11:00~17:00(L.O.16:30)、モーニングは 10:00~11:00 の案内。
定休日は 火曜 と明記され、事前に時間帯を決めて動けば、吊り橋観光と組み合わせやすくなります。
フードは、奈良県産オーガニック野菜を主役にしたプレートや、焼き立ての手づくりピザ、ボリュームのあるハンバーガーなど、“山のカフェ”らしい素朴さと満足感のバランスが魅力。
和スイーツもラインナップされ、抹茶系のスイーツや焼き菓子は橋の余韻に浸りながらのカフェタイムにぴったりです。
村の公式観光サイトでも、こうした基本ラインナップとモーニング(10:00~11:00)の実施が案内されています。
ドリンクは、吊り橋ビューに似合うコーヒーや抹茶ラテなどをはじめ、甘さ控えめで景色に寄り添う味わいが評判。
公式やSNSでは「谷瀬の吊り橋から徒歩2分」「ログハウスの和カフェ」といったキーワードとともに、テラスでグラスを片手にくつろぐ様子が繰り返し発信されています。
“何を頼むか迷う”という人は、次の順で選ぶと失敗しません。
- モーニング時間帯(10:00–11:00)なら、景色優先で軽めのセットを。テラス側の席確保がしやすく、写真撮影にも最適。
- ランチはオーガニック野菜が主役のバスケットまたはピザ。歩き疲れた後でも重すぎず、映える盛り付けで満足度が高いです。
- カフェタイムは和スイーツ+抹茶系ドリンクで“奈良らしさ”をプラス。テイクアウトOKのものを選べば、吊り橋や河原散策のお供にも。
営業時間・アクセス・予約のコツ(観光と合わせて)

- 住所:奈良県吉野郡十津川村上野地49-1
- 電話番号:0746-68-0666
- 営業時間:10:00~17:00
- モーニング:10:00~11:00
- ランチ/カフェ:11:00~17:00(L.O. 16:30)
- 定休日:火曜(不定休あり)
- 席利用:110分制(予約時の目安)
- 備考:季節・天候・イベントで変動あり。来店当日は公式SNS/予約ページで最新情報を確認推奨。
公共交通での行き方はシンプル。
- 近鉄「大和八木」駅→奈良交通バス(八木新宮線 301/302 系統)約3時間→「上野地」下車 徒歩約5分。
- JR「五条」駅→奈良交通バス(同)約1時間50分→「上野地」下車 徒歩約5分。
- JR「新宮」駅→奈良交通バス(同)約3時間→「上野地」下車 徒歩約5分。
時刻は季節改編があるため、奈良交通の最新ダイヤに合わせて計画を。長距離バス旅になるので、復路の便も先にチェックしておくと安心です。
車なら国道168号を十津川村・上野地方面へ。
谷瀬の吊り橋最寄りの村営「上野地駐車場」(徒歩圏)が便利です。
料金は普通車800円/バイク400円が目安。
繁忙期(連休等)は周辺が混み合うため、午前中の到着がスムーズです。
※駐車料金は村の告知で改定されており、ネット上に古い金額が残っていることがあります。迷ったら現地の掲示に従ってください。
予約の取り方と“良い席”の秘訣
カフェは事前予約が可能。方法は以下の3つです。
- 公式予約フォーム(1か月先まで/110分制/キャンセル締切は3日前17:00)
- 電話予約(0746-68-0666)
- OZmallのレストラン予約(営業時間や定休日も併載)
テラス側や景色の良い席は、開店直後(10:00~11:00)のモーニング枠、もしくはランチの早い回が狙い目。予約時の要望欄に「吊り橋が見える席希望」と添えると、可能な範囲で配慮してもらえます。
観光と合わせるベストタイム
- 写真重視:吊り橋と渓谷のコントラストがきれいに出る午前中。モーニング→橋散策→カフェで一服の順もおすすめ。
- 渋滞回避:連休は橋周辺の駐車場が混みやすいので、開店前に到着→まず橋→11時台に入店だと動きやすいです。
- 公共交通派:復路バスの本数は多くないため、帰りの時刻を先に決めてから予約時間を合わせると安心。
ミニFAQ(よくある疑問)
- テラスは通年? → 季節や天候でクローズすることがあります。来店当日のSNS告知を要確認。
- 滞在時間の目安は? → 予約席は110分制。谷瀬の吊り橋の見学を含めるなら合計2.5~3時間見ておくと余裕があります。
- 支払い方法 → クレカ(主要ブランド)やPayPay対応の案内がOZmallにあります。
観光モデルコース:吊り橋+温泉+カフェで“十津川まるごと”
〔10:00〕谷瀬の吊り橋を散策 → テラス席でブランチ
朝のやわらかな光で橋と渓谷のコントラストが映える時間帯。
村営の上野地駐車場(普通車800円/バイク400円)や「上野地」バス停から歩いて橋へ。
長さ約297.7m・高さ約54mのスケールを体感したら、徒歩圏の桜山ホテルカフェ(10:00–17:00/火曜定休)へ戻ってテラス席へ。
吊り橋を望むロケーションで、モーニングや軽めのランチを楽しみましょう。
※駐車料金は村の告知基準、橋の基本情報や駐車場料金は観光案内に準拠。最新は現地掲示を確認してください。
〔12:00〕十津川温泉郷へ“源泉かけ流し”の日帰り湯
食後は車で二津野ダム湖畔の十津川温泉へ(村内はすべて源泉かけ流しを掲げる温泉文化で有名)。
公共の湯なら、湯泉地温泉の泉湯(大人600円/10:00–20:00、火曜定休)や滝の湯(大人800円/8:30–20:00、木曜定休)がアクセス・設備ともに使いやすい選択。
山あいならではのナトリウム炭酸水素塩泉・塩化物泉系の湯は湯冷めしにくく、橋歩きの後のリカバリーに最適です。
〔14:00〕上湯温泉で“秘湯感”を味わう(時間に余裕があれば)
さらに自然の中で静かに浸かるなら、昔ながらの趣が残る上湯温泉へ。
川沿いの大露天風呂で、山風とせせらぎを聞きながらの湯あみは唯一無二。
ドライブ旅なら湯巡りのハシゴも現実的です。施設や営業は季節により変動するため、出発前に各公式の最新情報をチェックしましょう。
〔15:30〕“締め”のカフェタイム→おみやげ探し
帰路前にもう一度カフェへ寄って、オーガニック素材のスイーツやフローズンドリンクでクールダウン。
橋の余韻に浸りながら今日のベストショットを選ぶ時間も贅沢です。
店頭の焼き菓子やボトルドリンクは持ち帰りやすく、山旅のおみやげにちょうどいいサイズ感。
モデルコースのコツ(季節・混雑対策)
- 写真重視なら午前。橋→カフェの順で人出と逆行動に。連休や秋の行楽期は、午前中に駐車→11時台入店が動きやすいです。
- 公共交通派は、八木・五条・新宮方面の奈良交通バス「上野地」の復路時刻を先に確定してから予約時間をセット。乗り継ぎが長い地域なので余裕を。
- 温泉ハシゴは、営業日・時間が施設ごとに異なるため、湯泉地温泉(泉湯/滝の湯)→十津川温泉の順にすると動線がスムーズ。
まとめ:谷瀬の吊り橋を“味わい尽くす”、それが桜山ホテルカフェ
奈良県十津川村のランドマーク谷瀬の吊り橋から徒歩圏、桜山ホテルカフェは、雄大な渓谷ビューと無添加・オーガニック志向のメニューで旅程を心地よくつないでくれる「絶景×癒やし」拠点。
10:00–17:00(火曜定休)の営業時間を軸に、午前の橋散策→ランチ→温泉→再びカフェで余韻、という半日コースが王道です。
良い十津川旅を過ごせますように!


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