奈良のとんかつ名店3選|まるかつ・とんまさ・清善を徹底比較【観光・家族向け】

グルメ

奈良で「とんかつ、どこ行けば正解?」に3軒で即答できるよう、地元で愛される王道・行列必至の名物店・いま話題の新星というタイプ違いで厳選しました。ラインナップは——

  • 匠とんかつ まるかつ(奈良市):通し営業で使いやすい“安心の王道”
  • とんまさ(大和郡山):デカ盛り・名物系の代表格
  • とんかつ清善(近鉄奈良):軽い衣×しっとり火入れの“いま押さえたい新星”

観光(東大寺・ならまち)や車移動、家族・ひとり飯などシーン別に使い分けやすいのが特徴です。この記事では、それぞれの名物・予算・混雑回避のコツまで具体的に解説。初訪の方は「迷ったらこの順」の最短ルートも用意しました。


1.匠とんかつ まるかつ(奈良市)

奈良 まるかつ とんかつ屋
画像出典:まるかつ公式HP

どんな店?

奈良ローカルで長く愛される“王道とんかつ”。
観光や買い物のついでに寄りやすい使い勝手が魅力です。
年中無休(年始のみ休み)。家族連れやグループでも使いやすいキャパです。

名物と“まず頼むべき”

  • えびフライ&ヒレかつ定食
    特大サイズの“大えびフライ”+ヒレかつの人気セット。えびは薄衣でサクッと、中はぷりっと。
    目安:大えび1本 1,770円/2本 2,330円/3本 2,890円。
  • えびフライ&ロースかつ定食
    ロース派はこちら。大えび1本 1,720円〜。

迷ったら「大えび+ヒレ」か「大えび+ロース」の“定番セット”から。まずは衣の軽さと揚げ油のキレを体感しましょう。

予算感

ランチ/ディナーともに定食中心でおおむね 1,500〜2,500円台。特大えびを足すと2,000円台中盤まで見ておくと安心です。

使いこなしのコツ

  • 通し営業を活かして、ピーク(12:00〜13:30 / 18:30前後)を外すと快適。
  • 駐車場は共同で約50台あるので、車移動の観光ルートにも組み込みやすい。
  • 公式サイトに本店の店内メニューテイクアウトがまとまっているので、事前チェックが吉。奈良・生駒・天理・橿原など複数店舗あり、最寄りでの代替も検討可。

アクセス

  • 住所:奈良県奈良市神殿町667-1
  • 営業時間:11:00〜22:00(L.O.21:30)
  • 定休:年中無休(年始のみ休)
  • 駐車場:共同駐車場 約50台
    (最新情報は公式の店舗ページで要確認)

こんな人におすすめ

  • 家族・グループで“ハズさない”奈良飯を探している
  • 通し営業で、観光の前後に融通を利かせたい
  • 特大えびフライをサクッといきたい

2.とんまさ(大和郡山)

画像出典:とんまさ公式HP

どんな店?

奈良の“デカ盛り聖地”。
名物の若鶏かつ定食(大)や、天然有頭海老スペシャル、百匁(ひゃくもんめ)とんかつなど、写真映えと満腹度の両立で全国からファンが訪れる人気店です。

名物と“まず頼むべき”

  • 若鶏かつ定食(大) 2,643円(税込)
    皿からはみ出す巨大チキンかつ。衣はザクッ、中はしっとりでボリューム満点。シェア前提のグループにも最適。
  • 天然有頭海老スペシャル定食 3,391円(税込)
    有頭の特大海老が主役。海老フライ好きは外せません。
  • 百匁とんかつ定食 4,615円(税込)
    迫力の厚切りロース。しっかり肉を味わいたい派に。

迷ったら「若鶏かつ(大)」か「有頭海老」。“肉の旨み×粗め衣の食感”で、名物の理由が一口でわかります。

予算感

定食中心で2,000〜5,000円台。名物系は2,600〜5,000円前後を想定すると安心です。

使いこなしのコツ

  • 並び回避:昼ピーク前(11:00直後)か、夜は18:00台前半が比較的スムーズ。
  • 予約ルール土日祝は予約不可、平日は予約相談可。訪問当日は現地到着→順次案内が基本です。
  • アクセス近鉄郡山駅から約680m。奈良交通バス「矢田筋とんまさ前」停留所が便利。車なら店舗北側の専用駐車場(20台)へ。
  • シェア術:若鶏かつ(大)は2〜3名で取り分け+単品フライ追加が満足度高し(取り皿対応は混雑時スタッフに確認を)。実際のボリューム感はレビュー写真も参考に。

アクセス

  • 住所:奈良県大和郡山市南郡山町363-23 梅花ハイツ1F
  • 営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:30)/17:00〜21:00(L.O.20:30)
  • 定休:月曜・金曜(祝日の場合営業、翌平日が代休)
  • 席数:51席(テーブル29/座敷16/カウンター6)
  • 駐車場:店舗北側に専用20台
  • 予約土日祝は予約不可(平日は要問い合わせ)
    最新は公式の店舗情報ページを要確認。

3.とんかつ清善(近鉄奈良)

画像出典:とんかつ清善

どんな店?

2025年6月オープン。
東京・高田馬場のミシュラン ビブグルマン獲得店「Fry家」が完全プロデュースする新星とんかつ店。

名物と“まず頼むべき”

  • ロースかつ定食(約150g)
    低温でじっくり火入れ→余熱で仕上げるスタイル。衣は軽く、中はしっとりで塩との相性が抜群。サラダは自家製トリュフドレッシングで記憶に残る香り。目安:2,300円前後。
  • ミックスフライ定食〈上〉
    極みのささみ/ヒレ/穴子/野菜(例:ナス・さつまいも)/特別メンチ/海老の贅沢盛り。初訪で“清善らしさ”を一気に体験したい人に。
  • 極みのささみフライ(単品)
    低温揚げで驚くほどジューシー。「ささみの概念が変わる」一品として人気。ランチには平日限定サービス(例:1,900円)の口コミも。

肉は銘柄に固執せず“その日いちばん良い状態”を厳選。仕入れ重視ゆえに、夜営業は不定期に。味のピークを出すための運用です。

予算感

ランチ/ディナーともに2,000〜3,000円台が中心。ミックスフライ〈上〉は3,000円強の口コミが目安。

使いこなしのコツ

  • 行く時間:今は昼メイン(11:00〜17:00)。夜はインスタ告知または電話確認が確実。
  • 席と待ち19席と少な目。ピーク(12:00〜13:30)を外すと快適。
  • 味わい方:まずはで肉の甘み→途中からソースでコク増し。トリュフドレッシングのサラダで口直しして最後まで重くならない。

アクセス

  • 住所:奈良県奈良市本子守町5-1(近鉄奈良駅徒歩5分/JR奈良駅徒歩10分)
  • 営業時間:11:00〜17:00(L.O.16:30)※不定期で夜営業あり
  • 席数:19席/禁煙
  • 駐車:隣接コインパーキングあり
    最新情報は公式Instagramまたは店舗ページで要確認。

こんな人におすすめ

  • ならまち観光と合わせて“最旬の味”を押さえたい
  • 軽い衣×しっとり火入れの上品なとんかつが好き
  • とんかつ以外のフライバリエ(穴子・ささみ・メンチ)も楽しみたい

早見表(比較)

店名エリア営業時間 / 定休予約最寄り / 駐車場名物予算感(目安)
匠とんかつ まるかつ 奈良本店奈良市・神殿町11:00〜22:00(L.O.21:30)/年中無休※年始休電話可(車推奨)共同駐車場 約50台大えびフライ&ヒレ/ロース定食1,500〜2,500円台(特大えびで+α)
とんまさ大和郡山11:00〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜21:00(L.O.20:30)/月・金休(祝日は営業、翌平日代休)土日祝は予約不可(平日はTEL)近鉄郡山エリア/店舗北側に専用20台若鶏かつ(大)、天然有頭海老SP、百匁とんかつ2,000〜5,000円台
とんかつ清善近鉄奈良・ならまち11:00〜17:00(L.O.16:30)/不定休、夜は不定期で〜21:00ネット/電話(在庫・営業状況は要確認)近鉄奈良駅徒歩5分/近隣コインPロースかつ、豪華ミックスフライ、極みのささみ2,000〜3,000円台

クイックナビ(こんな人に)

  • 家族連れ・観光で“ハズしたくない” → 「まるかつ」:通し営業&席数多めで使い勝手◎。
  • ガッツリ&映え狙い → 「とんまさ」:若鶏かつ(大)や巨大海老で満腹確定。
  • “いま”の味を攻めたい → 「清善」:軽い衣×しっとり火入れ、昼メインの新星。

シーン別おすすめルート

A. 東大寺&ならまち観光 ×「清善」または「まるかつ」

午前:東大寺(大仏殿→二月堂)→春日大社→ならまち散策
:徒歩圏のとんかつ清善でロースかつ(11:00〜13:00のピーク前が◎)。
午後:猿沢池→奈良町からくりおもちゃ館→甘味休憩。
:早めの夕食なら近鉄奈良から車/バスでまるかつへ移動し、通し営業を活用。

B. 法隆寺・大和郡山めぐり ×「とんまさ」

午前:法隆寺〜中宮寺〜斑鳩エリア散策
とんまさ(11:00入店だと並び回避しやすい)で名物・若鶏かつ(大)をシェア。
午後:大和郡山城跡→金魚ストリート散策→カフェで休憩。
:時間が合えば再び郡山で買い物、または奈良市内へ戻る。

C. 車で雨の日プラン ×「まるかつ」中心

午前:イオンモール/ミ・ナーラなど屋内施設→雨が強くても安心移動
:駐車がしやすいまるかつ(共同駐車場ひろめ)でえび&ヒレ定食。
午後:ならまちの屋内ミュージアムやショッピングへ。
:余力があればとんまさへ(夜の部18:00台前半が狙い目)。

D. “食で攻める半日” ×「清善」→カフェ→古着・雑貨

:開店直後の清善で厚切りロースを塩で。
食後:ならまちの自家焙煎カフェで一服。
買い物:雑貨・古着巡り→猿沢池で夕景。
締め:小腹が空けば近鉄奈良駅前でテイクアウト(コロッケ等)を追加。

使い分けのコツ

  • ピーク回避:清善=11:00台、まるかつ=14:00台、とんまさ=夜は18:00前後。
  • 移動軸:徒歩観光中心なら清善、車移動ならまるかつ、郡山/斑鳩観光ならとんまさ
  • 胃袋配分:とんまさ(大)はシェア前提→その後も歩く予定を。

まとめ

奈良で“ハズさない”とんかつはこの3軒

  • 匠とんかつ まるかつ(奈良市)
    通し営業&席数にゆとり。家族や観光の合間でも使いやすい“安心の王道”。特大えび+ロース/ヒレの満足度が高い。
  • とんまさ(大和郡山)
    デカ盛りの象徴。若鶏かつ(大)や有頭海老など“圧”で選ぶならここ。シェア前提で攻略するとベスト。
  • とんかつ清善(近鉄奈良)
    軽い衣×しっとり火入れの新星。ならまち観光と相性◎。まずは塩で肉の甘みを。

初訪の最短ルート(迷ったらこれ)

  1. 昼:清善で“いま”の軽やかなロースを塩で。
  2. 夕:まるかつで特大えび+ヒレ/ロースをがっつり。
  3. 別日:とんまさで若鶏かつ(大)をシェアし、奈良の“満腹名物”を制覇。

注文・時間のコツおさらい

  • 最初の一切れは→次にレモン→後半ソース+辛子
  • ピーク回避:清善=開店直後まるかつ=14時台とんまさ=18時前後
  • 量の目安:3人なら主役2品+サイド1で様子見が安全。

読者タイプ別のおすすめ

  • 家族・観光の安心感重視 → まるかつ
  • 映え&満腹重視 → とんまさ
  • 素材感と軽さ重視 → 清善

どの店舗も翔おすすめなのでぜひ行ってみてくださいね!

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